旧車オーディオ改造記 その7

バスレフポートをもう一つ追加。
小さいボリュームで聞いた時の低音の量感が物足りなかったので、クラリオンのロゴプレートを隅に移動しバスレフポートをもう一つ作りました。

作業は前回と全く同じ。
パイプリーマーで穴を広げて
お菓子の筒でそれを延長。

アルミテープと接着剤で固定した後、ブチルゴムテープで制振して完成。

ブチルゴムテープの追加は視聴した際に余計な響きが乗って雑味があったのでしました。
お菓子の筒はそれなりの強度があるもののかなり薄いのでアルミテープで巻いただけでは振動を抑えきれなかったようです。
ブチルゴムテープは余計な振動をかなり抑えてくれます。効果抜群です。

それでもまだ紙っぽい響きが残っている気がしますが、嫌な音ではないのでこのままでも良い気がします。
さらに内側にフェルトか何か貼ろうか考え中。

現時点の音ですが、低音の量感は改善されたもののポートの開口面積の増加による共振周波数の上昇で、音の重心が少し上がってしまいました。
低音の伸びは大型TVと同じくらいに感じます。
(低音の伸び自体は作ってボツにしたサブウーハーの方が優秀)

・・・でもバランス自体は良く、平凡ですが悪い音ではないように聞こえます。

これ以上の低音を出すためにはポートの奥行き(ダクトの長さ)を伸ばす必要がありますが、ネットワーク基盤があるために真っ直ぐは無理。
途中で曲げるという手もありますが加工が少し面倒。

車載で考えると前回作ったサブウーハーではなく、市販のパワードサブウーハーを追加するのが一番かなと思うようになりました。
必要なのは100Hz以下の重低音だけですし、トランクに積めば見た目の悪化も最小限に抑えられますし。それにスピーカ出力を入力できますしね。(※後日この案もボツにしました)
☆最終的にやっぱり採用しました。トランクにではなく。助手席のダッシュボード奥に設置。

※追記
ダクトの段差を埋めるためにマウスパッドを切って入れてみました。
SteelSeries社製の表面が布、下地がスポンジゴムのちょっとぜいたくなマウスパッドです。
手元にあって厚みとかがちょうど良さそうだったので。

 ダクトの内側に制振効果のありそうなものを入れるのもどうかと思ったのですが、結果は良好。
低音の躍動感が増し紙っぽい余計な響きが無くなったように感じます。
ここに来て初めて良い音になったと思いました。

やってみるものですね。

最終的な音の評価はその8へ。

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